【初心者向け】アロマテラピーとは

アロマテラピーという言葉は聞いたことがあっても、ちょっとよくわからないという人向けに、ものすごく簡単にまとめました。

アロマテラピーは怪しい?

アロマテラピーは、植物から抽出された精油を使い、心と体にリラクゼーションや良い結果をもたらす療法のことを言います。
こう聞くと、「ちょっと怪しい」「スピリチュアル的なものかも」「科学的じゃないんでしょ」と思う人もいるかもしれません。
そもそも人間の体のことも、全てが科学的に証明されているわけではなく、未知の世界はいまだ限りなく広がっています。同じように、アロマテラピーの一部は科学的に解明・証明されていますが、まだ分からないことも多くあります。スピリチュアルな部分もあるのかもしれない。しかし、精油を使った民間療法は昔からヨーロッパの方で行われています。少し勉強しただけではありますが、私の見解では、病気や怪我を治すものというよりは、自分の自己治癒力を高めるものといったところです。

アロマテラピーのしくみ

「香り成分」は鼻から脳の中枢である大脳辺縁系へ届き、心身に働きかけます。免疫系やホルモンの分泌をコントロールする部分、記憶や感情を携わる部分、そして肺から血管を通って全身に運ばれていきます。皮膚に塗布した場合は、皮膚を通して、毛細血管に吸収され、各組織に拡散されていきます。
「香り成分」は、最終的には尿や汗などから排泄されます。
「香り成分」は、肉体面にも精神面にも働きかける物質なので、その力を利用して心身の調子を整えるのが、アロマテラピーです。

アロマテラピーの始まり

そもそもアロマテラピーという言葉は、20世紀初め、フランスの化学者「ルネ・モーリス・ガットフォセ」により出版された「芳香療法」から広まった割と最近の言葉です。
しかしもっともっと昔、紀元前3000年頃、古代エジプトではミイラを作るために、シダーウッドや没薬などを防腐剤として使っていたことが記録に残っています。エジプトだけでなく、古代ギリシャなどでも宗教儀式や医療などで芳香植物を利用してたようですし、インドではアーユルヴェーダが今でも継承されています。アーユルヴェーダは、食事や飲み物、動植鉱物からなる薬物などを使用しますが、アーユルヴェーダは紀元前6000年頃から行われていると言われています。
今ほど西洋医学が進んでいなかった時代、植物の力を借りて治癒するのは極めて一般的でした。

今でも、アロエで火傷を治したりする人もいるかと思いますし、ヨモギの葉っぱの汁を傷に塗布する人もいるかもしれません。

精油がなくてもアロマテラピーはできる

一般的には、アロマテラピーというと、精油を使う療法ですが、精油がなくても、アロマテラピーはできます。
少しだけ例をあげますので、参考にしてみてください。

①柚子湯…お風呂に柚子を入れるだけ。柚子の皮に含まれる成分には、血行をよくして、体を温める作用があります。柚子の香りは、不安や緊張をほぐし、リラックスする香りなので、冬至の柚子湯は理にかなった風習です。

②菖蒲湯…昔5月の端午の節句の日に入っていた、菖蒲を浮かべたお風呂。今ではこの風習を継ぐ人は少なくなってきていますが、腰痛や神経痛を和らげる効果があり、爽やかな香りはリラックス効果も抜群です。

③金木犀のお花でモイストポプリ・バスソルト…金木犀のお花は10月頃に咲きます。香りが好きな人は、お花をつんで、ゴミや茎を取り除き、塩とお花を交互に瓶に詰めてみてください。蓋をして1ヶ月程度冷暗所で保管しておくと完成です。香りたい時に蓋を開けて使ってもいいですし、バスソルトにしても。

④お茶を、急須で入れる…緑茶、ほうじ茶の香りでリラックスできるという人がほとんどだと思います。少し上質なお茶っぱを少しだけ購入して、ゆっくり90度ぐらいのお湯で急須で入れてみると、驚くほどいい香りがします。お茶の葉を熱するための、「茶香炉」も人気ですが、わざわざ茶香炉を買わなくても、お茶を入れるだけでも香りは十分楽しめますし、癒し効果抜群です。

⑤墨をすって、文字を書いてみる…墨の香りが好きという人も多いのでは。時間のある時に、墨をすってお手紙を書いてみるのはどうでしょうか。墨には龍脳という原料が使われています。フタバガキ科の木で、ベースノートの深みのある香りです。

⑥薔薇を見にいく…薔薇の香りはフレッシュで甘く人気があります。実際に、ローズの精油は幸福感をもたらしリラックス作用が優れています。女性のホルモン作用を調整してくれますし、お肌の保湿作用なども。ただ、ローズの精油はとても高価。薔薇は、春5〜6月に咲くものがお花が大きく数も多いですが、秋10〜11月頃に咲くものもあるので、薔薇園に出かけて、フレッシュな香りを楽しむと思った以上に安らぎを感じますよ。

好きな香りを楽しむのが、アロマテラピー

アロマテラピーは、好きな香りを楽しむものです。効果があると聞いて、嫌いな香りを無理して香る必要はありません。嫌いな香りだとリラックスなんてできませんし、逆効果です。
お気に入りの香りを生活の中で見つけてみましょう。
コーヒー、カレー、みかん、ハーブティーなど。

精油を楽しむのは、そのあとで十分だと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

夫と子ども3人の家族5人で神戸で暮らしています。 アロマテラピー検定1級、AEAJアロマテラピーアドバイザー。 趣味は寝るコト外で遊ぶコト。 シンプルな生活、エコ、農業、建築や旅に興味あり。 日々のことを徒然と書いています。