ラベンダーなどのリラックス系の精油が人気ですが、香るとシャキッとする精油もあります。車の運転中や、退屈な会議中、受験勉強などに役立つ精油を選びました。
①ペパーミント
眠気覚ましのガムにもよくあるように、ペパーミントは脳神経を刺激してスッキリさせる香りです。気持ちを引き締め、怒りや頭痛を鎮める効果も期待できます。湿気のある気候を好むハーブで、イギリスが主な生産地。歯磨き粉、お菓子などにも使われてきました。
体への作用としては、消化不良や胸焼け、鼻詰まりに効果的です。吐き気や乗り物酔いにも効くと言われています。肌に塗布するとスーっとした清涼感があり、日焼けを緩和するとも言われているため、夏にジェルなどに混ぜて塗布するのもおすすめ。
※刺激が強いので、1%以下の希釈を守り、パッチテストを行ってから使用しましょう
※妊娠、授乳中の使用は控えましょう
学名:mentha piperita
科 名:シソ科
抽出部分:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
ノ ー ト:トップノート
②ユーカリ
ミント系のシャープでクリアな香りです。頭をスッキリさせ、集中力を高めます。眠気を防ぐので、運転中などに携帯しておくと重宝します。興奮しているときに気持ちを引き締める効果も期待できます。
抗ウイルス作用があり、せきや鼻詰まり、喉の痛みなどの風邪症状を緩和します。花粉症にも有効です。虫刺されややけどに、消毒作用、抗炎症作用が効きます。
オーストラリアの先住民の間では、民間薬として使われていたのも納得の作用が満載ですね。
※刺激がかなり強いので、1%以下の希釈を守り、パッチテストを行ってから使用しましょう
※高血圧、てんかんの方、妊娠、授乳中の使用は控えましょう
学名:Eucalyptus globulus
科 名:フトモモ科
抽出部分:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
ノ ー ト:トップノート
③レモン
誰もがレモンといえば思い出す爽やかで酸味のある香りです。リフレッシュ効果が高く、気分転換に最適。集中力や記憶力を高めるとも言われており、勉強や仕事中に使いたい精油です。
体への作用としては、血流をよくし、消毒性もあります。ニキビや吹き出物を抑えるとも言われています。
※刺激が強いので、1%以下の希釈を守り、パッチテストを行ってから使用しましょう
※光毒性があるので、皮膚に塗布する場合は、その後直射日光・紫外線に当たらないようにしましょう
※妊娠、授乳中の使用は控えましょう
学名:Citrus limon
科 名:ミカン科
抽出部分:果皮
抽出方法:圧搾法
ノ ー ト:トップノート
④ローズマリー
クリアでスーッとした香りのハーブの精油です。ローズマリーの香りは、記憶力を増進させると言われています。眠気を覚ますような香りなので、運転中におすすめです。
頭痛や偏頭痛に効きます。軽い目眩にも友好的です。利用作用があるので、浮腫対策でも使用されます。収斂作用があり、肌を引き締める効果もあります。
※刺激がかなり強いので、1%以下の希釈を守り、パッチテストを行ってから使用しましょう
※通経作用があるので、妊娠中は絶対に使用しないでください
※高血圧、てんかんの方、授乳中の使用は控えましょう
学名:Rosmarinus officinalis
科 名:シソ科
抽出部分:葉、花
抽出方法:水蒸気蒸留法
ノ ー ト:ミドルノート