この頃、無闇に本を買わなくなった。
狭い家に本の置き場がなくなったのである。
子どもたちの本は増える一方で、私の本は隅っこに追いやられている。
読後に浸れる本や、何度も読み返したいもの、子どもにも読んで欲しいものは出来るだけ残すようにしている。
ひとまずは図書館で借りて読み、感銘を受けたり、何度も読みたいと思うものを買うことにしているのだが、最近そんなことなどせずにソッコーで買った本がある。
「いくつもの月曜日」

私の大好きなニュースレター「Lobster」の本。
Lobsterが好きすぎて、仲良しのお友達二人にも勧めたぐらい。
滅多に人にあれこれと直接は勧めないけれど、本当に毎週月曜日が楽しみで共有したくなったのである。
本も、とっても素敵。装丁も。
手元に置いておいて、時々読む。考える。
こうやって私がブログを書くのも、今自分が考えていることをメモしているようなもので、これが誰かとのつながりになれば嬉しいし、ならなくてもいいのである。

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最近借りて読んだ本について。一冊め。
●「山奥ニート」やってます。
メディアなどにも取り上げられたことのある「山奥ニート」らしいが、私は全く知らなかった。
何の先入観もなく読む。ニート的な自堕落な暮らしに憧れるような憧れないような。お金に縛られないことには憧れつつも、何かがしっくりこない。子どもと一緒に暮らすにはニートでは難しいからかもしれない。
購入するほどではないけれど、率直に面白かった。

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もう一冊。マーケティングマーケティングと言われ、ものを売るにはさも高度なマーケティングに取り組まなければ売れないかのような世の中である。その上AIやら5Gやら色々と巷は騒がしい。
商品を売ること、ブランドを認知させることに、今取り組んでいることもあり、手にとった本。
●デジタルマーケティング2.0
こちらは、読む意味あったかなと思う内容で、何かと個人にカスタマイズされたり人が営んでいけなくなる流れに、まだ違和感がある。最先端の技術や通信速度、AIに期待を寄せる人々もたくさんいるのであろうが、とりわけ今これ以上の速さも技術も必要性を私は感じていないので、ハイハイそうですか、と流し読みとなった。

この先、どんな社会を作ってどんな暮らしをしていくのか。
良くも悪くも順応するしかないのだけれど。
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晩ご飯のおでんを、仕込み中。
市販の出汁なんて使わず、昆布とカツオの出汁で、めちゃくちゃ美味しくできる。
大根があんまり好きじゃないけど、おでんの大根は別。
好物の里芋も入れたもんね。
あ〜早く食べたい!