森のバターと呼ばれ、美容効果が高いとして知られるアボカド。
食用のアボカドオイルは眼精疲労や便秘にいいなどと言われていますが、肌への効能も注目され始めています。
アロマトリートメントでは未精製のものを使用
アボカドオイルはアロマテラピートリートメントで使用されるオイルです。
アロマテラピートリートメントで使用する際は、未精製(コールドプレス)でオーガニックのものを使用しています。
ただ、未精製のものは独特の香りと濃い緑色でねっとりしているので、使い勝手は良くありません。
そのため、違う伸びのいいオイルとブレンドして使用します。
そこまでして使用するのは、アボカドオイルはビタミンAなどのビタミン、ミネラル、レシチン、たんぱく質を含み栄養価が高いから。
しかも肌への浸透率も高いんです。
エイジングケアにおすすめのオイル
アボカドオイルは栄養価が高く、肌の酸化を抑え、しわの予防や肌の再生を促進すると言われています。
また、肌を柔らかくする効果や乾燥対策も期待できます。
シワやくすみが気になる顔やボディへのマッサージに、他のオイルに10%ぐらいの割合でブレンドし使用してみてください。
肌に塗布するのが目的の場合は、化粧用(美容用)のものを選んでくださいね。
DATA
抽出部位:果実
科名:クスノキ科
主要成分:オレイン酸(約66%)、パルミチン酸(約16〜20%)、リノール酸
酸化速度:遅い
●作用/用途
アボカドの果実を乾燥させ、圧搾して抽出されるオイル。
保湿作用に優れ、肌への浸透率は他のオイルに比べても高い。
紫外線から皮膚を守る働きや日焼け後の肌の火照りの緩和が期待できる。
アンチエイジングにいいとされている。
未精製のものは粘度が高いうえ、色と香り共に強いので、他のオイルに10%ぐらいでブレンドするか、クリームなどに使用するといい。
●豆知識
日本名はワニナシ。冷蔵庫に入れると変質するので、常温で保管。
※使用前に、パッチテストを行うことをおすすめします。
パッチテストの方法
腕の内側など目立たないところにオイルを少し付けます
絆創膏を貼り、30分〜1時間程度放置します。
炎症やかゆみなどがなければ更に2日、洗わずに経過観察します。
何も異変がなければ、使用しても大丈夫です。
炎症やかゆみなどの異常が生じた場合は使用を中止してすぐに洗い流してください。
※こちらの情報は一般的な成分の性質を述べたもので、必ずしもここに記載された働きをするとは限りません