随分、時が経ちました。
何をやってきたのかが問われる年齢ですが、特別にアピールしたいようなことは何もやってきていません。
今のスタンスは、やりたいと思ったことはなんでもやってみる、です。
お仕事はきちんと丁寧に最後までやる。人を敬う。
そんなところでしょうか。
ディレクションに関しては、自分なりに必死にやってきました。
執筆に関しては、まだまだです。
国語が得意だったわけではないのに、中学生ぐらいの頃から、日記を書くことだけは続けていました。ひとことだけのときも、ノート1ページ分のときもありました。引っ越し毎に処分をし、手書きからデジタルになり、書かない日もありつつ、やっぱり気がついたら書いている。
書く理由は、自分の感情を味わいたいから。
口下手でうまく思いが伝えられない悔しさ。咄嗟に気の利いたことが言えない不甲斐なさ。周りと違う意見だったときのモヤモヤ。信じがたい出来事への怒りや悲しみ。書くことで、ゆっくりと消化していった気がします。
人に言うべき話ではないけれど記しておきたいこともたくさんありました。恥ずかしいことも数えきれないぐらいしてきました。
何もかも、書くことで輪郭を帯びるのに、現実感は薄くなり、物語化するのが面白いなと。
これからも道端の小石のような文章を書いて生きていこうと思っています。
誰かの役に立つ日が来るといいなと願いながら。
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