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執筆者の写真official

神戸の海側と、エジプト展。

あっという間に、日が過ぎる。

先日、仕事で珍しく、三宮から海側へ行くことになった。

KIITOである。

駅からまぁまぁ歩くのだけれど、いい散歩だと思ってウロウロすることに。

元町の方から歩いたので、新しくできた水族館があるらしい建物の方へ向かう。

風が吹き込む海辺。

突如現れるその建造物。この場所じゃあそんなに人はいないんだろうな、とおもって中に入ると予想が外れて、賑わっていた。

食べ物の力?新しさ?水族館?

今度ゆっくり行ってみようかな、とぼんやりしながら、そしてまたポツポツ歩く。

可愛いドアのお店を発見。

ここも今度行ってみようかな、って思うと同時に、行かないだろうなとも思う。わざわざ県を跨いでラーメンを食べに行くことが流行っていた過去を思い出す。夜中にノリで行く、というのがかっこよかった時代があったのだ。

神戸税関と書かれた建物を横目に、到着。

2時間に及ぶ打ち合わせ。夕方はもうエネルギー切れで、考える仕事は午前中がいいなと思う。

それにしても、街って不思議。人が集まるところには理由がある。神戸の海側はこれからどうなっていくのか。オフィスが空いたり飲食店がなくなったりする中、新しく生まれるものもあるわけで。減る方が早いのは、日本の人口と一緒。これからの、街、日本はどうなるんだろう。

住宅地も、その場所に不思議なことに集まる人はどことなく共通するものがあったりする。近くに住んでるから似てくるのか、似ているから同じエリアを選ぶのか。

……

さらに遡って、先週の日曜日。エジプト展へ行ってみた。

ミイラや棺を見るにつれ、こんな遠くまで持ってこられて、見せ物にされて、それは違うのかもしれないと思えてくる。そのものが、いるべき場所ってあるし、神聖なものってある。

勉強になるがしかし、見てどうなる?っていうこともあり、なんだかごめんねとありがとうの気持ちばっかりを感じた。

ヒエログリフというのか、象形文字は並ぶと迫力あり線が綺麗で、描かれている絵も色彩も素晴らしかった。この辺りのものに触れると、いつも、ナウシカを思い出す。デザインの美しさに惚れ惚れする。

子どもたちは不思議そうに、観察していた。

子どもにみせるものは、もう少し選んだ方がいいのかしら、なんて。社会の価値観にどっぷり染まらせたくない気持ちが、少し、あるから。

そんな感じの先週から今週前半でした。

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